「人をダメにする」と言われるヨギボー。
自宅で最高のくつろぎを味わいたいですよね。
でもビーズソファーなので「へたり」があります。
ヨギボーも例外ではありません。
「高価だからへたらないのでは?」
と考えてしましますが、へたります。
だいたい半年程度でへたり始めます。
具体的には1年程度で下記写真のように差ができます。左が新品、右が1年使用した比較の写真です。
こうやってお伝えすると
「じゃぁ、無印かニトリのビーズソファーを買おうかな・・・」
と考える方も多いですが、筆者は無印やニトリのビーズソファーはおすすめしません。
なぜなら、無印やニトリのビーズソファーも絶対にへたるためです。
とくに無印の「体にフィットするソファー」はビーズの補充もできないため、へたったら粗大ごみです。
ニトリのビーズソファーは背もたれとして使うことができません。
筆者は複数のビーズソファーを試してきましたが、ビーズソファーを十分に堪能したいのであればヨギボーを買うべきです。
この記事ではヨギボーのヘタリが気になる方へ
- へたる原因
- へたり始める時期
- へたったときの対策
を徹底的にまとめています。
ビーズソファーは絶対にへたります。
ヘタリを計画的に捉えて対応するれば、難しいことはありません。
「人をダメにするソファー」と長く付き合いたい方はぜひこの記事でしっかりと「ヘタリ」について理解してください。
目次で流し読み
ヨギボーがヘタるってどういうこと?原因も含めてやさしく解説
下記写真は左が新品、右が1年利用のヨギボーです。ハリがなくなっていることが分かります。
ヨギボーがヘタる原因はズバリ2つ。
- カバーが伸びきってしまう
- ビーズがつぶれてしまう
この2つの原因について、なぜこのような事がおこりヘタってしまうのかを解説していきたいと思います。
原因がわかれば、いざ使っているヨギボーがヘタってきても焦らずに対応が出来ます。
ヘタる原因1:カバーが伸びきってしまう
まず、カバーは消耗品です。
何度も使っていれば繊維が徐々に伸びて戻りが悪くなってきてしまいます。
カバーが伸びきってしまうと、中に入っているビーズの広がりが大きくなってしまい座り心地が硬く(悪く)なってしまいます。
いつも同じ面だけを使うとその部分がどんどん伸びてきてしまうので、色々な面を使うようにしましょう。(色々な面を使うことで力が分散され、伸びにくくなります。)
色々な面を使っていても1年程でヘタってきてしまいますが、同じ面ばかりを使うと半年程でヘタってきてしまいお手入れする期間が大きく変わってきます。
ヘタる原因2:ビーズがつぶれてしまう
発泡スチロールを細かくしたものをビーズとして使用しています。
なので、何度も圧力がかかれば少しずつ形が変形してしまい座り心地が変化します。
また、ヨギボーはアウトドア用の物もあるようにある程度耐熱性がありますが元々発泡スチロールは熱に弱いものです。
あまりにも暑い場所で使い続けたり、冬場ホットカーペットやこたつ等の熱にさらされ続ける事で早くビーズがつぶれてしまったりする可能性もありますのでご注意ください。
口コミ調査!ヨギボーがヘタるのは1年後あたり
家族構成や使用頻度で変化はあるものの、1年程経つとヘタってきてしまいます。
一度座ると大人はもちろん、子供も大好きになるため家族が多いとその分使用頻度が多くなり、一般的に1年程度もつものでも半年程でヘタってくるようです。
ヘタりが気になりだしたら、きちんと手入れをすればちゃんと復活するのでご安心ください。
実際にヨギボーを使用している方の口コミを見ても使い方によってヘタるまでの期間に差があるようです。
1年くらい使っていますが、そこまで気にはならないです。(リラックスしたい時に使用)
1年ほど使っていますが、今のところへたりは見当たりません。(パソコン作業に使用する程度)
半年後です。(長時間座ったり眠ったりと同じ面ばかり使用)
半年位です。(子供部屋に置いていて子供の使用頻度が高い)
コラム:子供がいる家庭はヘタリが早い。しかしそれはソファーも同じ
1人暮らしや夫婦だけの家庭は使用頻度がそれ程多くなく、同じ面を使い続けない限り1年程はヘタらずに使うことができます。
しかし、子供がいる家庭では使用頻度が多くなり同じ面ばかりを使い続ける事もあるので半年程度でヘタってきてしまうことが多くなり、
「それならソファーの方がいいんじゃない?」
と思われる方もいるかと思います。
しかし、結局高いソファーを選んだとしても、
- 同じ場所ばかりに座る
- ソファーの上で飛び跳ねる
この行為が原因となりクッションが潰れてしまい残念な結果になってしまいます。
私も子供の頃はよくやって親に怒られたものですが、どうしてもこの2つは子供あるあるだと思います。
結果、高いソファーを買ったがすぐにクッションがヘタってしまった。という事になってしまいヨギボーを買って手入れをしながら使っても金額的に変わらなくなります。
つまり、「ソファーもヨギボーも子供がいたらヘタリが早いのは同じ」という事だと思います。
それならば、リスクは同じだけあるという事なので購入を考える選択肢として同列に考えてみてもいいのではないかと思います。
これでバッチリ!ヨギボーがヘタったときの手入れ方法3つ
ヨギボーがヘタってきたら、
- カバーの洗濯(or買替え)
- ビーズの補充
- リペアサービス
この3つのお手入れで復活させる事が出来ます。
「カバーの洗濯」「ビーズの補充」は1人でも出来ますが、一番お手軽なのは専門スタッフにお任せしてしまう「リペアサービス」です。
下の記事を参考にしつつ、自分にあったお手入れ方法を試してより長くヨギボーをお楽しみください。
カバーに伸び・ヘタりが出たら外側のカバーを洗濯する
カバーが伸びてきたと感じたら、まずカバーを外して洗濯機で洗ってみてください。
その時に、外に干すよりも乾燥機を使って乾かした方がより伸縮性を復活させる事が出来ます。(乾燥機の温熱によって伸びきっていた繊維が縮む為復活します。)
カバーの伸びが戻らなくても別売りで5,390円〜で購入可能!
洗濯してもダメならば、カバーを別売りで買替えることも出来ます。
5,390円〜(税込)なので少し高いと感じてしまうかもしれませんが、よく考えてみるとそうでもありません。
例えば、10万円のソファーを買った場合革を張替えようとするとかなりの金額がかかります。
その点、ヨギボーミニは約2万円でカバーも1万円しないので意外とリーズナブルかつカラーバリエーションが豊富なので気分に合わせて変えることができます。
伸びたら変えるだけでなく、季節に合わせてカバーを変えてみるのもいいかもしれません。
ビーズは「補充ビーズ」を購入して自分で補充可能!
補充ビーズはおおまかに3つの工程で簡単に補充することが出来ます。
① 外側のカバーを外す。
② カバーの下にある本体(インナージッパー)を開く。(この時に勢いよく開くと中のビーズが出てしまうので注意しましょう。)
※ヨギボーのインナージッパーは子供などが誤って開けたりしないように、あえて持ち手を外しています。
ジッパーを開ける際は、ペーパークリップなどをジッパーの金具に引っ掛けそれを持ち手替わりにして開けます。
③ 中のビーズがあふれでないように、ジョウゴ(漏斗のような物)を使って補充ビーズを流し込む。
※この際に入れすぎると、座り心地が変化する(固くなる)ので加減しながら補充するといいでしょう。
※本体を抑える人、ビーズを補充する人の2人での作業がオススメです。
(ある程度入れたら一度カバーを閉めて座ってみると自分好みの座り心地にする事が出来ます。)
※古くなったビーズを取り出す必要はありません!
補充ビーズの金額はこちら↓
- 750g:2,750円(税込)
- 1,500g:5,280円(税込)
- 3,000g:9,790円(税込)
こちらの公式ページにて分かりやすい動画の説明がありますので、こちらも是非ご参考ください。
ヨギボーリペアサービスで新品のようなメンテナンス!価格は7,480円〜
ヨギボーでは、アウターカバーの洗濯・乾燥、ビーズの補充などの面倒なお手入れを専門スタッフが受け付けています。
- 手先が不器用で自分でビーズ補充は・・・
- 面倒だから誰かにやってほしい・・・
こんな方にはもってこいなアウターサービスです。
自分で面倒な作業はせずに、スタッフに全てお任せすれば数日中に新品同様になって自分の手元に届きます。
※店舗渡し・店舗受取りの場合もあります。
※店舗渡し出来ない場合、郵送代が別途かかるのでご注意ください。
<サービス内容>
① アウターカバーのクリーニング
専門業者がアウターカバーをしっかり洗濯してくれます。(洗濯は自分でも出来ますが、99.9%も殺菌してくれるのは流石業者さんです。)
殺菌までされキレイになったカバーをしっかり乾燥機にかけることで、ハリと弾力が復活して元通りの力をカバーが発揮出来るようになります。
② インナーカバー
自分でお手入れする事が出来ないインナーカバーを新品に交換してくれるので、よりヘタりを解消して新品に近づけることが出来ます。
③ ビーズの補充
新品交換したインナーカバーにビーズを補充して、新品同様の張りや高さになるようにしっかりと調整してくれます。
<サービス料金>
ヨギボーミニ:7,480円(税込)
配送を利用する場合の片道料金:2,420円(税込)
※ミディやマックス等種類によって金額が変わりますのでご注意ください。
<注意事項>
・状態によっては、リペアサービスが不可能な場合があります。
- アウターカバーが破れたり、ほつれている。
- インナーカバーが破れたり、ほつれていたり、中のビーズが溢れている。
- ジッパーが壊れていて開けることが出来ない。
- 専門業者でもキレイにする事が難しいようなダメージがある。(アウターカバーの日焼け・シミ・臭い等)
コラム:「無印 vs ニトリ vs ヨギボー」ヘタリに強いのはどれ?徹底比較
ビーズクッションの代表格ヨギボーの他に、無印・ニトリ製品をそれぞれの価格やサイズを見やすく表で解説をしていきます。
公式サイトを探したり口コミサイトを探したりと、購入前にはよりいいものを買うために時間をかけて探すかと思います。
この比較を見ればその探す時間を短縮出来ますので是非ご覧ください。
比較項目 | ヨギボーミニ | ニトリ | 無印 | |
---|---|---|---|---|
本体価格 | 17,300円(税込 含カバー) | 4,583円(税込) | 9,990円(税込) | |
カバー別売り | 対応 | 16色 | 5色 | 7色 |
価格 | 5,390円(税込) | 1,018円〜(税込) | 2,990円(税込) | |
ビーズ補充 | 対応 | リペア有り | 自分で補充 | 補充不可 |
価格 | 2,750円(税込) | 814円(税込) | - | |
おすすめ度(5段階評価) | ☆☆☆☆☆ | ☆ | ☆☆ | |
サイズ | 85×70×45cm 4.2kg | 65×65×45cm 約6kg | 65×65×43cm 約6kg |
ニトリのへたりの傾向
本体やカバー等、金額としては一番安く手軽なのがニトリ。
しかし、口コミを見てみると、
この値段ならこんなもんかなと思いました。
消耗品と割り切って使っていくのが現実的かもしれない。
と金額相当だということが分かります。
使い心地に関してはあまり悪くはないとの評価が多いようですが、購入者の中には3ヶ月程度で中のビーズが出てきてしまい肌触りがブツブツとして買替えることになってしまったという人がいました。
ニトリを購入する際には、早くダメになる可能性があるという事・買替えの頻度についてよく考えてからにした方がいいかもしれません。
子供が欲しがり購入しました。
大きさがちょうどよく気に入りました。
ただ1カ月程でビーズがかなり、へたれてしまいました。
そこは残念です。
参考口コミURL:https://review.rakuten.co.jp/item/1/210615_10111480/1.1/
等、実際に購入した人の口コミが高評価から低評価まで見ることが出来ます。
無印のへたりの傾向
本体とカバーが完全に別売りの為、最初購入する時には本体+カバーの価格になります。
更に、座り方が限定されるのでカバーのヘタり方が何回変えても同じようになってしまいます。
また、補充ビーズを入れることを想定していないので、自分でビーズカバーを開いて補充して縫い合わせないといけません。
※この修繕等に関して無印はノータッチなので、全て自己負担になります。
個人的には、一番使い続けたくないです。
部屋でごろっとテレビや映画鑑賞するのに最適です。
フィット感が最高で一度座ると動きたくなくなります。
参考口コミURL:https://www.muji.net/store/review/item/4934761049182
等、購入したキッカケや使用感、使っていて気になる点等購入する前に知っておきたい事がレビューにて確認出来ます。
ヨギボーのへたりの傾向
金額だけ見ればとても高く感じますが、基本的な強度や品質が保持されている期間が圧倒的に長いうえリペアサービスも存在するので個人差はありますが、3~5年の使い心地やトータルコストを考えれば結果的に一番安くなるのではないかと思います。
重さも4.2kgと無印・ニトリの製品と1.8kgも差があります。(4.2kgは小ぶりな猫と同じくらいの重さです。)
これだけ軽いので、使う面を変えたり掃除するために移動させる時も軽々と持ち上げることが出来るので腰等への負担が少ないです。
座らないときや掃除の時は立てておけるので、下にほこりがたまったりしない。
など、好評価・悪評価がそれぞれ一覧になっているのでとても見やすいです。
無印・ニトリのカバー構造
無印とニトリのカバーは全面が同じ構造のヨギボーと違い、硬い面と柔らかい面の二面構造になっています。
くつろぎ方によって硬い面を上にしたり横にしたりと2種類の楽しみ方が出来るので、ゆっくり昼寝をする時は硬い面を上にして全身を預け、テレビを見たりゆっくりしたい時には硬い面を横にして姿勢を保ちながらくつろぐ等の使い方が出来ます。
無印のビーズソファは販売当初「ヘタり」についてのクレームが多かったのですが、(「生地がくたっとなってしまい戻らなくなる。」等)現在は「耐久性」「ストレッチ性」「風合い」が改良され以前よりもヘタりにくくなっています。
ニトリも一度改良が行われたが改良された内容については公開されておらず、口コミ等で見ても製品に大きな変化はなさそうです。
まとめ
カバーのヘタりを感じてきたら、
- カバーの洗濯(or交換)
- ビーズの補充
- リペアサービスの利用
この3つの方法で悩みを解消する事が出来ます。
私は家族で1つのヨギボーミニを使っていたので、半年に1度は洗濯をして復活させていました。
それでもまだ気になる時はビーズを補充しますが、これは1年~2年使って1度するくらいなので頻度は高くないです。
裁縫などの細かい作業が好きな人なら、自分好みの硬さに調整できるビーズ補充は慣れると楽しみながら作業できると思います。
細かい作業が苦手・面倒臭いと感じる人はリペアサービスを利用したらカバーの殺菌・洗濯とビーズを新品に交換してもらえるので買い替えるより安く新品同様にする事が出来ます。
ニトリ・無印製品についても検証してみましたが、やはりヨギボーが品質・サービス共に良い事が分かりました。
カバーの構造もヨギボーは全面同じ構造なのでくつろぎ方によって様々な使い方ができます。
そして、様々な面を使うことでヘタりにくくなるのでそこも経済的。
買替えを検討中の人やこれから購入を考えている人は是非一度ヨギボーを試してみてください。
今回書いたことだけでなく、座り心地・フィット感にも満足すること間違いなしです。